お受験で一番大切な行動観察
特に小学校受験ということに限定してしまうと、
その受験の準備としては難しいペーパーを何度も
繰り返して行うというイメージがあります。
実際今でも、そうした学力重視、親の面接は
単なる入学への意思確認というところもあります。
そればかりか、面接すらないという学校もあります。
では最近の受験の傾向とはなんなのでしょうか?
合格できる子供とは?
中学受験ならまだしも、小学校受験で最も大切にしている
のは、ペーパーを中心とした学力判定よりも、行動観察を
中心とした判定方法にかかっていると思います。
実際、弊社でコンサルティングをした方の中には、本命や
滑り止めで受けたところからご縁をいただけなかったのに
ダメ元で受けた超難関校のみが合格したという話はよくある
話なのです。
つまり、学校が求めているお子さんと言うのは、
「その学校に入学してから個性が伸びて優秀な人材になる素養
を持ったお子さん」
ということになるのではないでしょうか?
行動観察の意味とは
では、行動観察というのは何を示すのでしょう?
読んで時のごとく、そのお子さんがある状態に置かれた時に
「どのように行動するか」
ということなんですね!
つまり、これっていうのは繰り返しの訓練によって身に付ける
能力ではなく、当たり前のようでありながら、それがきちんと
できるかどうかということなのです。
いろいろな問題があると思いますが、例えば、
先生が本を読んで、一番心に残ったことを絵に表現したり、
また、音楽にあわせて指示されたように歩いたり走ったり
する事ができるかどうか? といったものです。
つまり、言語理解能力や身体能力などがそこにあるわけです。
なぜ行動観察が重視されるか?
行動観察を行うことで評価されることというのは、しっかりと
先生の話や指示を効き、それについて真剣に取り組んでいるか
どうかということを判断するわけです。
そこからわかるのはその子の「好奇心」や「根気」であって
更にそこから、「聞く力」「表現力」「理解力」といったものが
測定できるわけで、さらにはグループで行うことから
「人間関係力」といったものも判断されるということになるのでは
ないでしょうか?
小学校というのは団体生活ですから、そこにいかに馴染むお子さん
であるかどうかを見るためには大変にわかりやすいのが行動観察
なのです。
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