お受験願書作成の3つの大原則
願書の中で記入しなければならない項目は勿論、学校によって異なりますが、
必ずと言ってよいほど設問されることが、下記の3つでしょう。
- 本学を志望する理由
- 家庭におけるしつけ、教育方針
- どのようなお子様か?
これらの設問を通じて、受験担当者にどのようにアピールをしたらよいか
を簡単に説明します。
1. 本学を志望する理由
学校が求めている子供とは、「いかにその学校のなかで優秀な人材に成長
する素養を持ち合わせているか」なのです。
それゆえに、ここに示す事は、その学校の教育方針や理念をいかに共感し
家庭の中でも同じ教育を実践しているかということ。また、学校の教育
理念を通じて、どのような子供に育てたいのか?といったことを具体的
に記載します。
また、その学校に知り合いや何らかの縁をお持ちであれば、その言った
ことを通じて、その学校に古くから接し、教育理念に共感しているとい
ったこと を書くのもよいでしょう。
2. 家庭におけるしつけ、教育方針
絶対に間違っていけないことは、希望する学校の教育方針と、
家庭での教育方針が一致していなければならないということです。
学校の教育方針になぞらえて、それを、家庭における具体的な
しつけの場面に落とし込んで、エピソードとして書くことも
一つの方法でしょう。
3.どのようなお子様か?
ここには、お子様の性格を中心に書くことになりますが、単に「優
しい子」とか「思いやりのある子」だけでは、まったく学校には伝
わりません。家庭におけるしつけと同様に、具体的なエピソードを
交えて記入することが大切です。
「常に、周囲の事に気を配る子供で、公園などでも自分が遊んでい
る遊具を他のお子さんがやりたそうにしていると、すぐに順番を代わっ
てあげるようなところがあります」
といった具合にまとめてみると、より分かりやすいと思います。
このように願書には、希望の学校に対して強い熱意をもっていて、
その学校に入ることをどれだけ望んでいるのか?ということを
しっかりとアピールしなければなりませんし、仮に学校を併願
する場合でも決して同じ内容を書いてはなりません。
その学校の教育理念に合ったことを書くことが必要です。
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