なるべく多くの人との交流を大切にする。
昨今の価値観の多様化や個人主義、またプライバシーの尊重は確かに
大切なことではありますが、それが原因で大きな社会問題を生み出して
いることも事実です。
また、核家族化、少子化といった現状を考えれば人間関係が希薄になっていく
のは仕方のないことかもしれません。
しかし、お子さんが大人になれば色々な人との関わりの中で生きていかねば
なりませんので、そういった人間関係づくりの方法も出来れば幼少期から
教えていくことも重要だと思います。
人間関係づくりの基本は家庭内から!
幼稚園や保育園に通園すれば、同世代のお子さんとのコミュニティの中で
多くを学んでいくことでしょう。また、先生との人間関係もまたとても
お子さんに取っては成長過程の中で重要なことです。
しかし、できることならなるべく幅広い世代の方や他のご家族とのおつき
あいもまたお子さんにとっては多くを学ぶ良いチャンスとなります。
そういった意味では、例えば、別居しているおじいちゃんやおばあちゃんの
家に頻繁に遊びに連れて行く、あるいはご自宅に招待するといったことも
大切なことだと思います。
勿論、親御さんにしてみれば煩わしいことかもしれませんけど幼児期に
親御さん以外の大人と接することで様々なプラス効果を生み出すことは
まちがいありません。
高度成長期時代の日本は、まさに向こう三軒両隣という環境で、地域の
コミュニティがひとつの家族のような助け合いの中で生活していました
し、子どもがちょっとした悪さをすれば、他人の子どもでも普通に叱って
いました。
そういうところから子どもは色々な事を学んでいくものなのです。
現代の生活にマッチした人間関係を教える
勿論、現代において「向こう三軒両隣」といった環境は本当に稀な
状態にあります。
しかし、出来る限り、お子さんを多くの大人との接触の場を設けて
上げてほしいと思います。
例えば、親御さんが何かのサークルに入っているならそこに同行
させるといったことで、親御さんが他の大人たちとどんなお付き合い
をしているかを肌で感じさせていただきたいのです。
そうしたところから、他の人と交流するときの礼儀、態度、言葉遣い
などを自然に学んでいくものなのですから….
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