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慶應横浜初等部 2016年の説明会に参加しました

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2016年7月24日の慶應横浜初等部の説明会に参加しました。

幼稚舎の説明会が毎年同じ内容の話ばかりなのに対して、初等部は、毎年
全く異なる内容で行われていることを見ても一般の方から児童を集め
たいと考えている様子なのが想像できます。

色々な慶應受験について書かれているサイトを拝見していると、慶應幼稚舎
は慶應の歴史からも、「慶應の関係者のための学校である」という事が
書かれていますし、確かに、それはそれで一つの事実でもあるでしょう。

しかし、初等部はそうした幼稚舎とは全く異なる観点で教育や合格基準を
持っている事が今回の説明会からよく見えてくました。

学力、コミュニケーション力をとても大切にしている

昨年の説明会では、福澤諭吉の教育思想に終始していた初等部長先生の
お話でしたが、今年は全く異なっていました。

「慶應義塾横浜初等部のエデュケーション」と一つも二つも深く初等部
の教育のあり方について、そして初等部から湘南藤沢中等部
高等部までの一貫教育についての特色についてのご説明を具体的に
お話になっていました。

そして、「勉強は家庭で教えるもの」とした幼稚舎とは正反対で、
初等教育で必要な確かな学力、そしてコミュニケーション能力
を確実に身につける方針であることもご説明になっていました。

百聞は一見にしかず?

今回最も特徴的だったのが、在校の児童の方お二人を説明会の
檀上に上げて、インタビューしたことだったでしょうか?

他の学校ではよく行っていることなのですが、確かに、実際の
在校生を志願者のご父兄に見せることによって、どんなお子さんに
成長をするのかはよくわかります。

確かに約500名程のご父兄の前で堂々とインタビューに物怖じ
セず、しかも、明確に発言をしていた初等部生のコミュニケーション
の高さは驚くべききものです。

実際、どういう会話のやりとりが重要なのかをしっかりと説明
していましたし、少なくとも初等部を受験されるのであれば、受験までに
家庭教育の中で、それを取り入れるべきではないでしょうか?

家庭教育の重要性

また、家庭での教育に対する役割についても努めて重要であることも
お話がありました。

良き生活習慣や豊かな完成、自分の立ち振る舞いや善悪の判断など、家庭での
役割が大切であることを明確にしておりました。

学校に全てを任せる、あるいは学校の役割まで先回りして行うことが、学校での
経験や本来なら自分で獲得する力を損なうということも話に出ています。

初等部の教育は、「福澤諭吉 家庭教育のすすめ」に沿って行われています。
いかに、それを理解しているかということを願書に落とし込んでいくことが
重要なのかという事がよくわかりました。

是非、ご一読になってみてはいかがでしょうか?


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