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早稲田実業初等部 願書の書き方について

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早稲田実業初等部 願書の書き方についてお話します。

この数年で早稲田実業初等部の教育理念がガラリと変わ
った事は前回のブログでお話したとおりなのですが、

「ゆっくり、じっくり、しっかり」
を柱に子供の個性尊重と成長を見守る教育を実践して
いたものが、初等教育で身につけさせる学力を確実に
育む教育に変化しています。

確かに、「ゆっくり、じっくり、しっかり」
という理念には曖昧さを感じてしまうのは私だけで
ないはずです。

早稲田実業初等部の理念とは?

早稲田実業初等部は、早稲田実業学校という小・中・高の
一貫校であることは周知の事実です。

学校共通の理念として掲げられているのが
校是として「去華就実」、校訓として「三敬主義」があるの
ですが、初等部においてもこの2つをかなり強調するように
なりました。

ではどんな意味があるのかといえば、

「去華就実」とは「華やかなものを去り、実に就く」ということ。これは「実業」の精神を育てるということであり、同時に、社会に多くの貢献をなしうる人格の育成を目指しています。

一方、「三敬主義」とは、本校の基礎を築いた天野為之(早稲田実業学校第二代校長・早稲田大学第二代学長)が唱えたもので、「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」ということ。「敬の気持ちをもって他人に対すれば礼となって和の徳を生じ、己に対すれば自重自律となる。また机上の雑務から一国の政治まで、すべて敬をもって扱えば、事物はその性能を発揮して久しく耐え得る」という意味を持っています。

早稲田実業学校HP http://www.wasedajg.ed.jp/introduction/policy.html

つまり、願書に置いてもこれを意識した書き方をしなければなり
ませんし、面接でも「ご家庭でお子さんに話をしている三敬主義を聞かせてください。」
といった設問がされています。

ですから、この2つの意味をしっかりと理解しておく必要があります。

願書はどうする?

願書について、2014年度は
「入学試験を受けるにあたり、志願者の健康状態について留意してほしい点」
ということで、150文字程、そして
「本校を志望した理由、志願者の様子について」
で約550文字程の記入欄があり、これは2013年も同様でした。

上記について全く問題がない場合でも、具体的にどのように健康なのか?
健康を保つのに留意している事を書いておくことが大切だと思います。

下記の志望理由欄については、「去華就実」、「三敬主義」が家庭の中で
どのように生かされているのか?ということを具体的なエピソードを添えて
書いていくことが大切です。

つまり、「早稲田実業初等部」の教育を理解し、共感しているということの
アピールとなるからです。

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