お受験合格にコネは必要か？
よく言われる話の一つがお受験合格にはコネが重要である
ということです。
塾や教室によっては、合格に、◯◯女子学園は９０％、
◯◯学院は９５％が、紹介やコネがなくては入れないので、
まずは、そうしたところの関係者を知り合いにしましょう！
等とご父兄に話をしているところがあります。
しかし、それは、塾や教室が不合格であっても「コネ」が
無いからだとした彼らの逃げであることは間違いありません。
なぜそう言い切れるのか？
私のところに願書の作成や面接のお手伝いをご依頼になる
方には、そうした紹介者や、コネが全く無い方でも、いわゆる
難関校と言われている所に合格をしています。
それを考えてみれば、「コネが必要」というのは、そうした
間違った考えを植え付ける塾や教室、また、不合格者が流した
デマであることは間違いありません。
親の出身校は合格できる確率が高い？
確かに、親御さん出身している学校であれば、合格できる確率
が高い事はあるでしょう。
また、それは当然の事だと思います。
なぜなら、学校としても、どこの誰か素性の分からない家庭の
お子さんよりも、その学校で実際に学び、理念や方針をしっかり
理解しているご家庭のほうが安心できるのは同然といえます。
学校が何よりも恐れているのは、いわゆる「モンスターペアレンツ」
なのですから…..
親がOB OGはコネとは呼べない
確かに、親がOB,OGだからといって必ず合格できるものでも
ありません。試験の際、OBだからOGだからということが考慮
されるというものではないということではないのです。
その学校の理念の中で育ち、親となってからもその考えの元で
子育てをしているわけですから、必然的にその学校が欲する
資質を持ったお子さんに育っている可能性が高いということなの
です。
つまり、逆を返せば、志望している学校の理念や教育方針を
しっかりと理解し、その学校で学ぶにふさわしい雰囲気が
子育ての中に出ていれば良いということなのです。
ですから、受験を決めたのであれば、なるべく早く学校選びを
行い、機会ある事（運動会や文化祭等）に足繁くその学校を
訪問し、生徒と触れ合うなどして、その学校の雰囲気をつかみ
それにあった生活を行うようにしてみることが大切です。
言葉遣いや家庭の行事などをその学校に合わせてみる。
そうすることで親御さんもお子さんもその学校の雰囲気を
身に付けることができると思います。
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