夏休みにするべきこと
夏も本番！ お受験を控えた皆さんにも、夏期講習などでお忙しい毎日になるのでは
ないでしょうか？
教室でのお勉強も大切ですが、様々な体験が出来るのも夏休みの醍醐味です。
海に山に、そして海外に！！ 色々な経験を是非、お子様にさせてあげて下さい。
それが、一つも二つもお子様を大きく成長させることにつながります。
さて、野外での自然体験は本当に大切ですが、「お受験」のためにとわざわざ
遠方に出かけることは必要もないと私は考えております。
それは何故か分かりますか？
ご自宅の近くでも十分に自然体験ができる！
先日、お受験のご相談を頂いたあるご父兄より、とて、昆虫好きのお子さんをお持ち
とのことで、私が持っていた蝉の羽化の写真をお見せしたところ、まだ、そのお子さん
もそれを実際に見たことがないということでした。
実は、蝉の羽化寸前の幼虫って、都内でも、ちょっとした児童公園の木の根元で
見つけることが出来るんです。
幼虫の採集の仕方や羽化させ方をお伝えしたところ、そのご父兄はすぐに近所の
公園で、幼虫を捕まえて、羽化の様子を観察したそうです。
地元の公園で日本の自然と四季を感じる
ご自宅からわずか数分の児童公園で捕まえた蝉の幼虫の羽化の姿を観察するだけで、
大自然の神秘を堪能できるんですね！！
お子さんは大喜びだったそうです。
そこで私からそのご父兄へのご提案として
羽が伸びきって色が完全に変わったら、どんな種類の蝉なのか？
写メを取って、図鑑でお子さんと調べてみましょうということです。
夏の真っ盛りの今の時期なら、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ のどれかでしょし、
夏も後半になると、ヒグラシ、夏の終わりにはツクツクホウシが出てきます。
自分の身近なところで、季節の流れを感じ取れるものなのです。
気づきをもう一度考えて！
せっかくの夏休みですから、非日常体験もとても大切です。
しかし、日常の生活の中で、どれだけの感動を得ることが出来るのか？
季節を感じることが出来るのか？
これもまた、お受験の際は、得て置くべきことなのではないかと私は
感じます。
蝉の羽化の観察ばかりでなくても、他にも身近なところで季節を感じる
自然体験があると思いますので、是非探してみてください。
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