お受験は、子育てを見直すきっかけになる
なぜ、受験をするのでしょうか? 正直、間違った受験の
準備はお子さんばかりか親御さんにも大きな負担とストレス
をあたえてしまいます。
結果、チックになったり鬱になったりという話は良くあること
ですよね。
しかし、その半面、受験をすることで自分の個性や能力を
見る見る開花させていくお子さんもいます。受験から新しい
発見をすることで達成感や楽しみを得ている場合は良い結果を
出していく事が多いわけです。
では、どうしてこのように受験の取り組み方や考え方に
大きな差がでてしまうのでしょう?
皆さんにとってのお受験の位置づけは?
結局のところ、受験への取り組み方の差異と言うのは、親御さん
が受験というものをどのように位置づけているのか?というもの
です。
「あの学校にお子さんを入学させればステイタスで世間手も良い」
「あの学校に入学できれば、お子さんの将来も安泰だ」
ただ、それだけを考えてしまうと、「なんとしても合格させたい」
という気持ちだけがお子さんにストレスを与えてしまうことに
なってしまうと思います。
そうではなく、将来お子さんの成長に向けて、親御さんが自分の
子育てを見直すための機会であると小学校受験を考えてみると
また新たなお子さんとのつながりが見えてくると思います。
あなたはお子さんをどこまで理解していますか?
お子さんがうまれてから6歳までというのは、お子さん中心の
生活がずっと続いて閉まっているのではないでしょうか?
まだまだ、物心もついていない乳児から幼児への間です、本当に
子育てに追われてしまい、毎日そこで様々な出来事があることで
それに対応していくだけの日々となってしまう。
そうすると、「この子ってどんな子なのか?」「どんな教育方針な
のか?」「どんな風に育って欲しいのか」といった子育ての本質
となることを全くご夫婦で話合うことができなくなってしまいます。
そういった状態で、お受験の時期を迎えてしまうわけです。
私も親御さんとの初めてのコンサルティングの時、
「どんなお子さんですか?」「そんな風に育って欲しいですか?」
とお聞きしても、先ず、明確に答えられる方は殆どいらっしゃい
ません。 だからこそ、この受験の期間にお子さんにペーパー
をやらせることも大切かもしれません。しかし、こうしたことを
じっくりと話し合って欲しいのです。
いずれ、実際の学校の面接や願書作成の時にこうしたことは必要
になってくるわけですから…..
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