お受験合格はお子さんの日常生活でのスキルが求められる。
よく、お子さんの運動能力や巧緻性を養うために、
あえて水泳や空手、体操といったスポーツ、あるいは
絵画や工作、そしてピアノなどを習わせようとする
方が多いと思います。
勿論、それはそれで素晴らしいことですし、受験という
事を別としても、お子さんの能力開発という意味で
こうした英才教育をすることは素晴らしいと思います。
しかし、それ以前にお受験合格においては、生きるため
に必要な生活のスキルを身に付けて行かねばなりません。
前回話しをした、人間関係力もそうですが、毎日の
生活の中で自分の必要な事をお子さん自身が当たり前に
行っていく事のスキルです。
では、そんな生活のスキルってどんなものがあるのでしょう?
お受験合格に必要な生活のスキルについて
正直なところ、これは本当にごく当たり前のことなのですが
本当にそれができているかどうか? チェックしてみてください。
1. 決まった生活のリズム
つまり、早寝早起き、そして昼寝なども決まった時間に
して、規則正しい生活をすることで、体の健康を保つ
ということ! 夜遅くまで遊んで朝中々起きないということ
がないようにするということですね!
2. 自分でトイレに行けるか?
幼児期までに行うこととしてトイレットとレーニングって
あると思うのですが、そこには、排泄欲を感じたら、一人
でトイレに行き、トイレの中でパンツを脱いで用を足し、
その後の始末から手洗いまでがしっかり出来るか?
ということです
3. 衛生や安全を一人で守れるか?
ちょっと堅苦しい言い方ですけど、衛生というのは
手が汚れたらしっかりと石鹸を使って洗う。鼻が出たら
噛む、食事の後は正しい歯磨きをするということ。
特に、インフルエンザの流行するこの時期は、外出から
帰ってきたらうがい手洗いの習慣等ということです。
安全については、怪我をしないように自分の安全を守る
ということで、交通ルールもそのうちの1つです。
4. 服の着脱ができるか?
自分で服の着替えができるかということで、ボタンやファスナー
を自分で使えるか?また靴の紐が結べるかといったことから
脱いだ衣類を自分できちんとたためるかということも含まれ
ます。
5. 食事が自分でできるか?
つまり、箸や、スプーンを正しく使ってこぼさずに食べる
事ができるかといったことから、自分の食べたいおかずを
自分の皿に取ることができるのか?といったことです。
生活のスキルを行うのに大切なこと
勿論、これらのスキルを行う事ができるようになるには、体全体
の動きを自分でコントロールしながら行わねばなりません。
つまり、こうした生活のスキルを身に付ける過程において、お子さん
は自分の体をどのように使ったらいいのか?頭で考えながら行い
運動能力や巧緻性を養っているわけです。
ですから、日常の生活の中でお子さんが出来る事、あるいは
出来そうなことは自分でやらせるようにしていくことで自然に
そのスキルは身についていくものです。
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