お子さんの人間関係力を育成すること
お受験をするにあたって、最も大切なことは何だと
思いますか?
学力や創造力を育てるというのは普通にどこの教室
でも言われることなのですけど、実は一番大切なの
は、人間関係を養うということなのです。
これは、お受験ばかりではなく、幼稚園や小学校に
実際に入ってから必要とされる基礎となることは
言うまでもありません。
人間関係力とは?
では、人間関係力とは何を示すのでしょう?
ずばり、人と意志疎通を図る能力、コミュニケーション
能力ということです。
勿論、自分の意志を伝える、あるいは相手の言っている
事を理解することばかりではなく、思いやりの心や、
楽しさ悲しさを共感できる能力もまた人間関係力
と言えると思います。
大人との深い愛情関係から始まる
では、どのようにしたら、この人間関係力を養えるので
しょうか?
生まれたばかりの子どもに取って一番親しい人間とは
親ですよね。 つまり、親との愛情あふれた関係から
信頼感が構築され、そこに安心感や情緒の安定が育って
行くわけです。
そして、ここから感情というものを身に付けていく事
になるわけです。相手の表情を観察しながら、その人が
何をかんがえているのか?どんな気持ちなのかを
察していくことが出来るわけです。
こうしたしっかりとした親との信頼関係を確立しながら
次第に、他の大人や同世代の子どもたちとの交流を
通じて、更に深い人間関係力を身に付けていくわけです。
集団に早くから慣れさせようとしても….
そういう意味合いにおいて、あまりにも早く集団に慣れさせ
るというのはある意味危険だと思います。
つまり、親と一緒にいるという安心感を十分に養われ
ないままに集団の中に入ってしまうと、子どもは
常に不安感を持つことになってしまいます。
そうなってしまえば、常に周囲に対して警戒心を持つ
子供に育ってしまい、無表情になってしまうことが
多いわけです。
勿論、今の世の中、色々な事情で、早くから保育園に
預けなければいけない事情もあるかと思いますが、
極力、身近な大人とのしっかりした人間関係を構築
させることを優先に考えるべきなのです。
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