どんなお子さんを学校が求めているか?
学校が求めているのはどんなお子さんなのでしょう?
このブログでも折に触れ何度か述べたことがありますが、
大前提であることはきちんとした家庭でのしつけが
できているかどうか? ということです。
「あいさつができる」とか「交通ルールが守れる」
というのはごく当たり前のこととしてとらえなければ
なりません。
むしろ、学校という集団の中でどれだけ積極的に他の
お子さんと関わっていけるのか? また、そうした時に
起こる様々な問題をどのようにとらえ解決していけるか?
ということも考えねばなりません。
学校によって求めているお子さんは異なる
実は、きちんとした家庭のしつけができるということは
あくまでも大前提であって、その先に求められるものと
いうのは学校によっても大きく異なるということを知る
必要があります。
逆に言えば、教室や塾でよく言う
「◯◯ちゃんは◯◯学院向きだね!」
というところに行き着き、それが学校選びのベースとも
となることなのです。
例えば、「優しさ」という性格を表す言葉にしても、
学校によって、「優しさ」の概念が大きく異なるという
ことなのです。
一緒にかけっこをしていたお友達が転んで泣いてしまったという
事があったとします。
「抱きかかえて起こしてあげる」
「頑張って起きなよと声をかける」
全く正反対の行動ですが、どちらも優しさですよね!
どのように優しさを捉えるのか? それは学校の判断になる
わけですから、お子さんがどちらの行動を取れる子なのか?
ということをしっかりと観察しておくことって大切なのです。
「優秀な子」だけでは合格は無理!
ここで大きく間違っていけないことがあります。
確かに「高い学力」をもったお子さんのほうが有利であること
は間違いがないと思います。
しかし、それ以上に、学校は、「その学校生活を通して優秀な人材
になる素養を持った子ども」を欲しているのです。
つまり、スクールカラーは学校毎に全て違います。
いくら優秀なお子さんでも、入学後に馴染めないのであれば、
それはお子さんにとっても学校にとってもマイナスです。
だからこそ、お子さんの性格と、どんな学校なのか?を事前に
しっかりと調べることが大切です。
いかに人気の学校であってもお子さんに合うかどうか?これは
別のことなのです。
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