学校選びのポイントについて
お受験を考えた時に、一番最初に行うことが学校選び
なのではないでしょうか。
「有名な学校だから受けたい」という安易な考えも一つの
学校選びですから否定はしません。
しかし、その学校にお子さんが入学した場合、小学校なら
当然6年間、大学までの一貫校であれば16年もの長い
間、お子さん本人のみならずご両親にとってもその学校と
のお付き合いになるわけです。
せっかくご縁をいただけたのに、その学校の雰囲気や
教育方針に馴染めないという可能性もあるわけで、最悪
学校を辞めなければならないとなってしまえば、それは
お子さんにとっても学校にとっても大きなマイナスで
あることはまちがいありません。
だからこそ、学校選びは慎重に行うべきことなのです。
その学校に何を求めるのか?
学校を選ぶ際、ポイントとなることは何なのでしょう?
先ず、考えるべきことはご自身のお子さんにその学校で
何を学んで欲しいのか? ということになります。
数年前に、私がコンサルをおこなった方の事例をお話
します。 お父さんは慶応大の医学部ご出身で、現在は
病院を開業されている方! どこの学校にお子さんを
入学させたいか?お聞きしましたら、「暁星小学校」
をご希望されていました。
当然、お父さんの母校の慶応幼稚舎となるのかと
思いましたら、お子さんも将来は医師になりたいと
幼いながら話をしているそうで、そうであれば、
大学までの一貫校に入学するよりも、「暁星小学校」
のように最初から大学受験を目的としている勉強を
しっかりさせるところで、徹底的に勉強して、大学
受験の際に慶応大学の医学部を目指して欲しいという
思いを持っているそうです。
一貫校で勉強も大切ですけど体験を重視、個性を
伸ばす教育より、医師という道を進む以上、それだけ
辛い経験をして医師になる方が将来の自分の子供の
ためになるというお考えです。
そのお子さんは見事「暁星小学校」に合格され、
現在は毎日充実した学校生活を送っているそうです。
学校選びの前にお子さんを客観的に観ることが大切
どこの学校を志望するのか? を考える前にまず
大切なのは、「どんなお子さんなのか?」を客観的に
観察してみてください。
何に興味を持っているのか?
お友達との間ではどんな立ち位置にいるのか?
どんな性格なのか?
等など、第三者的な目線でお子さんをじっくりとみる
ことで、意外と今まで見えなかったお子さんの個性って
観ることができます。
そうしたところから、そのお子さんの個性をどの学校なら
伸ばせるのかということが見えてくるようになります。
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