慶応幼稚舎 願書の書き方
慶応幼稚舎の願書はどのように書いたらよいでしょう?
ここ5年の間、願書の志望理由書のところには自由記入欄と福翁自伝を読んで
自分の子育てに共通することの2項目を書くことになっています。
慶応幼稚舎には親の面接がありませんので、この願書そのものが大きなウエイト
を占める事はまちがいないのです。
毎年、2000人くらいの受験者がいますので、願書について言えば、
まずお子さんの試験を行い、ある程度の絞込をした後に、願書を読んで
最終決定するのではないかと想像がつきます。
よく、「面接がないから受験してみたい」とおっしゃる親御さんがいらっしゃい
ますが、正直、これでは合格は難しいと思います。
願書では子どもがいかに慶應幼稚舎にふさわしいかを説明する
慶應幼稚舎がどういうお子さんを求めているかといえば、実際に説明会
で話をされている通り、「自分自身が興味をもっていることについて楽しみ
ながらそれを突き詰めて行くことのできる」お子さんなんですね!
つまり、「夢を見る力」そして、それを「実現できる力」を持った
お子さんということなのです。ですから、それを具体的なエピソードに
落としこんで「言葉」にし、更にその情景が目に浮かぶようにする
ことが大切なのです。
また、親御さんの思いも、お子さんがその「夢」の実現のために背中を
どのように押してあげることができているかどうかを書いていくわけです。
慶応幼稚舎にもとめているものも必要
また、志望理由でもあるわけですから、そうした子育ての結果、
「慶應で何を学ばせたいか」
「慶應でどう学ばせたいか」
についても具体的にしていくわけです。
「慶應で実現できること」を実際に願書を書くまでじっくりと考える
事が大切なのです。
そういう意味では、書類だけで選考されてしまうわけですから、
それだけハードルが高いということは言うまでもありません。
ちなみに、文章が上手下手ということではなく、どれだけお子さんを
理解しているかを表現できているかが大切だということです。
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