慶應横浜初等部の願書と「福翁自伝」
慶應横浜初等部を受験する方は慶應幼稚舎を併願する
方が多いのはご存知の通りです。
実際、開校1年目から伝統ある幼稚舎よりも合格倍率が
高かったということはそれだけ注目の高さが伺えます。
また、教育理念が双方とも全く逆の方向を向いている
ことからも、前回のブログでお書きしたとおり願書も
横浜初等部の理念にいかに共感し、家庭での子育て
にマッチしているかどうかを見極めて書かねばなり
ません。
福翁自伝についてはどうするか?
慶應幼稚舎と、慶應横浜初等部の願書については双方とも
同じ様な体裁ではあるのですが、質問されている内容は
若干異なりますし、これは、「福翁自伝」についても
過去3年において双方異なる設問のされ方がされています。
そうであれば、慶應横浜初等部の理念のなかで福翁自伝が
どういう位置づけにあるのか?をしっかりと掴みとって
ご自身の子育てやしつけのあり方に賛同出来る事を
書いていかねばなりません。
ですから決して、幼稚舎と同じ事を書いて良いわけがありません。
とにかく読み込む事
幼稚舎も横浜初等部も全く逆の方向を向いているとはいえ
どちらも「慶應」であることは間違いありません。
横浜初等部とて「勉強をしっかりさせる」事に大きな特色が
あるわけですが身体を使ってしっかりと外遊びをすることや
きちんと会話ができる言語力、身の周りの色々な事象に興味
関心を持ち知的好奇心が旺盛に育てることに重点を置いてい
る以上、福翁自伝から福沢諭吉のメッセージをしっかりと掴
み親の視点から書いていく必要があるわけです。
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