自分で考える力を身に付けさせるには?
自分で普段から自立した行動を行い、社会生活の
中で他の人と共に生活をしていくのであれば、自分自身
で考える力を身に付けなければなりません。
考える力を身に付けさせるためには、年少さんになるくらい
までにしっかりとコミュニケーション能力、つまり、言葉
を理解させ、自分を表現させる力を身に付けさせる事が
重要になってきます。
というのも、言葉は考えるための1つのツールとなる
からなのです。
お子さんの言語習得までの流れ
0歳時からしっかりとお子さんに語りかけを行っていけば
お子さんは相当の言語を頭の中にインプットしているため
まずは、ものの名前を覚え始めます。
勿論、うまくその言葉を発することはできないのでわかって
いるかどうか外からはわかりませんが、頭の中ではその物
の名前と、どんなものであるかといった物を理解しようと
しているのです。
その時に、親御さんが、そのものについてゆっくりと何度
も説明をしてあげることで、お子さんの脳のなかでその
情報が次第に整理されてくるわけです。
そうした繰り返しができていると3歳位になるとものの
名前やそれがどのようなものであるかを知る状態になり、
今後は、そこから「なぜ?」と自分から色々な事について
疑問を持ち、質問するようになります。
そうしたら、聞かれたことにはしっかりと答えてどうして
そうなるのかをわかるように明確に答えてあげてください。
そうすると、1つ1つの疑問がどんどんお子さんの中
で解けて行くと共に、知識の吸収というものが活性化
していくことになり、どんどん考える力が身について
行くのです。
お子さんからの質問を否定してはダメ!,
確かに、忙しい最中にお子さんからあれやこれや質問
されれば、時にイラッと来ることもあるかもしれません。
しかし、その時にはかならず否定せずに、「前には
なんて言ったっけ?」とお子さん自身に答えを出せるよう
問いかけしてください。
そして、質問を変え、ヒントを与えることでお子さんが
答えやすいように何度の訪ねてみることです。
そのように考える力を育てていくと言葉を使って
理論的に説明ができるような子供になります。
そうすると右脳での「ひらめき」を左脳で「どうして
そうなるのか?」といった理論立てて考える力が
身につくことになるわけです。
そうすると何か問題意識が芽生えた時も、「どうして?」
を解決するために様々な角度から検証して答えを
はじき出せるお子さんになっていきます。
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