面接で学校の知りたいことは何?
幼稚園でも小学校受験でも、面接と言うのはいわば、「お見合い」
の場所と言っても過言はありません。
とは言っても、良い印象を与えようと思うだけでは片手落ちと
も言えるんですね! 「良い印象」が親御さんのイメージだけで
あってはならないということなのです。
どういうことなのでしょうか?
面接官が最も知りたいと思っている事は?
ざっくりと言ってしまうと、面接官の判断は下記の2つです。
「この学校の校風にあっているか?」
「信頼できるご家庭なのか?」
「校風にあっているかどうか」ということは、実際に面接を受ける
に当たってのマナーや、質問内容に対しての受け答えの仕方など
から判断はすぐできることです。
勿論、質問に対して明確に応えることができるということでは
ありません。
そのご父兄がどのような考え方や子育てをしているかどうかを
面接官に伝わる様に応えることができるかどうかということ
ですから、仮に質問の意味がわからなければ、聞き返しても
全く問題にはならないのです。
よく、「わずか十数分の間に判断ができるのか?」と思われる
方もいらっしゃいますが、それができるからプロなのです。
例えにふさわしいかわかりませんけど、例えば鮮魚店や
青果店は、仕入れの際に実際に食べてみなければ分からない
商品を、目利きで仕入れていますよね?
それがプロなんです。
それは面接の場所でも同じなのです。
だからこそ、お受験をお考えになっている方は普段の
生活の中でマナーや言葉遣い、更に子育てというものを
客観的に常に考えておくことが重要なのです。
もう一つ大切なこととは?
更に大切なことがあります。
幼稚園なら、2年あるいは3年! 小学校なら6年!
また、幼稚園から大学までの一貫校であれば、最長
19年もその学校でお世話になることになるわけです。
私学であれば、学校法人という法人であって、
学校を経営しているわけです。
経営財源は、学費ということになりますので、その
支払い能力がない方はいかに優秀な方でも合格は
できません。
ですから、職業や仕事についても十分に面接官を
納得させられるだけの説明ができること!
それが重要です。
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