願書には子供の自慢話はNG!
願書を書くときに、お子さんのアピールをするのは決して
間違ったことではありません。
「頑張ってスイミングで10メートル泳げるようになった。」
「山の手線の駅名を全部覚えた」
「ピアノでコンクールで優勝した」
お子さんが夢中になっていること、頑張っている事を示すには
具体的な例としては良いのですが…..
しかしながら、これだけでは単なる子供自慢として受け取られ
てしまうこともまた事実なのです。
ではどうしたら良いでしょう?
学校が見ているものは、親の子育ての内容
実際の所、お子さんがどれだけ優秀であってもそれだけでは
合否の決定的要素にはなりません。
学校が求めているものは、
「その学校に入っていかに優秀な子供に育つ素養を持っているか?」
「親がいかに学校の方針にあった子育てをしているか?」
に尽きるのです。
ですから、先ほどの、
「頑張ってスイミングで10メートル泳げるようになった。」
にしても、自然とお子さんが泳げるようになったわけでは
ないと思います。
むしろ、
「お子さんがどのように頑張れば10メートル泳げる
ようになったのか? どういうサポートを親として行ったのか?」
ということを具体的にすることが重要なので。
例えば、
「子供がスイミングに興味をもち、練習をしていましたが
どうしても上手に泳げません。その為私たちが、足や手をどのよう
に動かしたら良いのか?子どもに伝え、それを出来るようになるまで
指導をしてまいりました」
とすることによって、親御さんの子育てのスタイルを明確に
学校に伝える事ができるのです。
お子さんのアピールには必ず裏付けを
「可愛い子には旅をさせよ」という言葉があります。
勿論、間違っているとは云いませんが、最低限必要なことは
「社会生活を送るにあたり必要な常識」
なのです。
実は、これが「躾」であるわけです。
親からの教えがあってこそ、お子さんは成長をしていくわけ
ですから、どんなお子さんの特技や性格にしてもそうなった
子育ての在り方があるはずです。
願書には、それがビジュアルとして伝わる書き方をしなければ
なりません。
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