お子さんの好きな絵本（お話、テレビ番組）について聞かれたら？
「お子さんの好きな絵本は何ですか」
この質問の真意というのは非常に恐ろしい質問だという
事を十分に理解して下さい。
なぜなら、どう応えるかで、ご家庭でのしつけや、教養が一瞬で
わかってしまうからです。
だからこそ、確実に答えられるようにしておく必要があります。
どんな絵本（お話）が良いのか？
さすがに少年（少女）漫画は論外ですけど、
どんな絵本が好ましいのかということはありません。
「桃太郎」でも「ジャックと豆の木」でも「白雪姫」
でも良いのです。
ただ、だれでも知っている昔話や童話のほうが、面接する先生には
見当がつきやすいので良いと思います
また、どうしてその物語をお子さんが気に入っているのか？
その理由については明確にしておいて下さい。
お子さんがその物語の何に心が動かされているのか？
その判断ができるわけです。
数年前に、面接の準備をお手伝いしたあるご父兄の話なのですが
お嬢さんの大好きな絵本が、「かぐや姫」だということでした。
なぜ「かぐや姫」なのか？というと、「かぐや姫」の十二単に大変
な関心をお嬢さんがもっているということでした。
４，５歳の女の子にとって通常「お姫様」といえば、シンデレラや
白雪姫といった洋装に憧れを抱くと思うのですが、そのお嬢さんは
和装のお姫様が大好きなのだそうです。
つまり、こうしたお話で、そのご家庭はとても日本の和の文化を
大切にしていることが想像できるわけです。
実際、そのご家庭は、色々な日本の四季の行事を大切にされている
とお話されていました。
親の強制はしない
絵本やテレビについて何を見るかについて親御さんから強制は
しないほうがよいでしょう。
勿論、テレビについてはお子さんの教育に相応しくないと思われる
番組もありますから、それを制限することは仕方がありません。
しかし、そうした制限の中でもお子さんが見たいものを
を選択させて見せることは、お子さんの興味や関心がどこにある
のかについて知ることにもなりますし、そうした番組を通して
お子さんの知識の向上にもつながるものなのです
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