お受験を子どもに納得させましょう
お子さんとて、自分の考えを持っている子はとても多いものです。
親御さんが通わせたいと思っている幼稚園や少学校と、お子さんの
考えが違う場合、どうしたら良いでしょう。
受験する幼稚園(学校)になれさせておくこと
幼稚園受験の場合はお子さんがどこの幼稚園に行きたいかということは
ほとんどないでしょう。しかし、お子さんとてその場の雰囲気を敏感
に察して拒否反応を起こしてしまうことはありがちです。
ですから、親御さんがその幼稚園に行かせたいと思うのであれば、
実際に受験が始まる前から、その幼稚園の行事には一緒に足繁く
通ってみる必要があります。
実際にあった話ですが、あるカトリック系の幼稚園をご希望されて
いた方の話、説明会や行事に親御さんのみが参加してお子さんが一
度も出向かず、いきなりお受験の親子面接となったケースがありました。
当然面接官はシスターの先生なのですが、あの独特の制服に対して
お子さんが拒否反応を示してしまい、親御さんの後ろに隠れてしまい
全く先生からの質問に答えることすら出来なかったそうです。
ですから、出来る限りその幼稚園の雰囲気になれさせいく必要があるのです。
なぜその学校を受けるのかを伝えておく
少学校受験の年齢であれば、ある程度のお子さんの考えもあることでしょう。
ですから、親御さんが希望する少学校のパンフレットを一緒にみるなり
学校行事に参加するなりすることが必要でしょう。
そこで親御さんがなぜその少学校へ行ってほしいのか?またどうして好きなのか
を伝えることが大切です。
また、お子さんの気持ちを聞いてあげて、お子さんの希望を聞いてあげる
ことも大切でしょう。そして、その上で、なぜ、そこの少学校を親御さんが
希望しているのかを伝えてあげて下さい。
あくまでも、お子さんに親御さんの願いを聞いてもらうという姿勢を
崩さないようにすることです。