立教小学校の説明会に参加してきました
6月30日、第二回目の立教小学校の説明会に参加してきました。
実は、立教小学校の説明会に参加するのは初めてでしたが、大変に良いお話を聞くことが
できたと思いました。
この学校では三回の説明会が開催され、すべてが全く異なる内容ということで、前回は
学校見学が中心であったとお聞きしました。
今回は、校長先生より学校の理念についてのお話があり、その後、教科や行事の特徴
についての話でした。
立教小学校の理念とは
校長先生のお話の中で、特に印象的であったのは、「学び合う学び」を大切にしている
ということで、子供一人ひとりが、競争による学力の向上ではなく、互いのわからないこと
知らないことを、教え合うことが大切ということでした。
「わからない」という言葉は、互いに信頼をしているからこそ出る言葉であり、その
「わからない」を心配して上げることのできる子供を育てるというのがこの学校の理念
だと感じました。
つまり、自分と同様に他の人のことも考えることのできる子供の育成ということなのでしょう。
「競争」と同音異義語である「協奏」という言葉をつかい、「協奏」こそがこの学校の
求めているものであるということでした。
教科や行事の特徴
今回は、理科とICT、そして読書のクラスの話でしたが、それぞれの教科でも、校長先生の
お話通り、「学び合う学び」が実践されていました。
特に理科の実験においては、教科書から学ぶのではなく、生徒がグループになってそれぞれの
課題の実験を行って、なぜそうなるのかを「納得」するまで皆で考え合います。
そうするとそこから新たな課題をみつけ、それを更に追求していこうとする気持が芽生える
ということをお話していました。
つまり、その学年で学ぶ事よりも更に高度な事を結果として知ることになるということでした。
求められている児童の姿
こうしたことからも、常に相手を事をしっかりと考えて、助け合う気持をもった子供こそが
この学校のもとめている子供の姿ということになるのでしょうか?