お受験での父親の役割とは?
小学校受験でも幼稚園受験でも、どうしても普段お子さんと
接する機会が多いのは母親ですから、比重が母親に行ってしま
うのも無理が無いことです。
実際、面接などでは、日常生活等のことが聞かれますから
それも仕方のないことなのかもしれませんし、父親の場合って
せめて休日にお子さんと遊んであげることくらいというのが
現実でしょうね!
しかし、父親の役割って想像以上に大きいですし、実際どこ
まで父親がお子さんのことについて理解しているかどうかと
いうことが重要になってくるわけです。
特に、カトリックの女子校ともなれば、父親に面接の比重が
大きくなることは受験を経験している人なら誰もが知ること
なのです。
受験を控えて父親がするべきこととは?
そういう意味では、もっと積極的なお子さんとの関わりあいが
父親には必要ということもありますし、幼児教室でもそうした
指導が普通にはなされているようなのですけど、実はそういった
ことよりも重要な役割がある事を知っておいて下さい。
それが何かといえば、お子さんに対して、将来社会のなかで
どのように生きていくことが良いのか?先見の目を持たせる
ことなのです。
今がどんな時代で世の中で将来どんな人間が必要なのか
それは外で働く父親なんですね!!
そういう社会全体の中を見通して幼児期に何を教えていくか?
それを考えてあげるのは父親の役割だとおもうのです。
社会の中で生き抜く力を教えるということ
もちろん、これはペーパーや家庭の中でのお手伝いだけで
身につくものではないのです。
今は、ほとんどが核家族となっています。母ひとり小ひとり
で余り近所との付き合いもなく、表面だけの付き合いとなれば
あまり人間関係の構築にも良い環境とはいえません。
少なくても、父親がそういう環境をどう考え、その弊害をなくす
にはどうしたら良いか? それは各家庭によって大きく異なる
ことだと思います。
それ故にどうしたらより社会の中で役に立つ人間になれるのか
具体的に何を教えたら良いのかを考え、お子さんに伝えていって
上げて下さい。