お受験の面接は子育てへの自信と確信で決まる
日々の子育てに追われて、自分の子育ての仕方や想いを
客観的に見ることができなくなってしまうということは
ごく当然のことであることはわかります。
しかし、いざ願書を書く段階になった時にそれが具体的
に表現できなくては大きな問題でしょうし、また、夫婦
間においてもお子さんに対する見解が全く異なり、また
子供の将来像についても違う事を考えているなんてこと
が見えてきたということは少なくありません。
ご夫婦の意思確認のすり寄せの良いチャンス
ですから、いざ、受験となり、ご夫婦でじっくり時間を
かけて話しあうことってとてもその後の子育てにあたって
とても重要なんですよね!
お互いが何を考えているのか?どうしたいのか? もち
ろん、この話合いから、夫婦げんかに発展することも
あるかもしれません。 しかし、受験というものが、
一つのターニングポイントになって、家族という人間関係
のあり方を改めて見直す場所にもなるわけです。
余談ですが、私が過去にお会いしたご家族の中に残念なが
らどこからもご縁がいただけなかった方がいらっしゃいま
した。
しかし、私との数ヶ月のやりとりの中で、「受験の結果より
も受験を通して、大きな事を学べました」おっしゃっていた
だいたことがあります。
結果的にその方は、中学受験でも私に相談があり、色々
アドバイスした結果、見事に第一志望に合格されたのです
が、きっと6年前の苦い経験が実を結んだのでしょうね。
子育てへの確信と想いをもたねばアピール出来ない
そうした子育てについてじっくり話し合っていなければ、
実際の試験の時に、明確な子育てへの確信をアピールする
ことは出来ないでしょう。
逆を言えば、こうしたご夫婦での話し合いによってしっかり
とお子さんを見つめる力、自分たちの子育てへの想いを
表現していく力というのは養われていくものなのです。
つまり、お受験とは家族全員が互いに向き合っていく貴重な
体験をもたらしてくれるのです。
家族のあり方を見つめるチャンス
このようにお受験の準備の期間と言うのは本当に家族全員
の絆を再認識する良い機会であることは間違いありません。
受験に合格すれば、それはお子さんに取っても大きな達成感
であり、また家族にも大きな喜びとなるでしょう。
しかし、前述のご家族のようにご縁をいただけなかったとし
ても、そのために努力したことや経験は、その後の生活
や新しい挑戦の時に決して無駄になることではないのです。
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