お子さんの嫌いな食べ物について
「お子さんの嫌いな食べ物は何ですか?」
「食べ物に好き嫌いはありますか?」
こういう質問をされた時、嫌いな食べ物を答えていいものかどう
か迷われる方も多いのではないでしょうか?
実際、学校(幼稚園)によっても嫌いな食べ物をどのようにする
のか?については大きく考え方が異なるのも事実です。
ある完全給食制を行っている幼稚園に置いては、出された給食は
必ず最後まで食べることが義務付けられているようです。
嫌いな食べ物を無理してでも食べさせようとするしつけを行う
理由というのは、「我慢」を教えたり「苦手なものを克服する」
事につながることは事実です。
そういったことを教えないと、その子は、食べ物にかぎらず
将来において人間関係や仕事等について「嫌いな事はしなくていい」
というひとりよがりな性格になってしまう可能性があるからです。
嫌いな食べ物があっても仕方のない事実
私としての考えですが、嫌いな食べ物があってもそれは仕方の
無いことですし、それを無理に食べさせる事は決して良いこと
だとは思いません。
食事というものは楽しみながら行うものであって、そこで
嫌いなものを無理やり食べさせるというのは、その食べ物に
対してのトラウマを生むことにもなりかねません。
実際、ある私立小学校の学校長のお話ですが、その方も小学校
の時にどうしても食べられないものがあって、給食時間が終わっても
一人残されて最後まで無理に食べさせられた経験をお持ちだと
いうことで、それが深い傷になっているそうです。
そのためにその学校では嫌いなものは少しだけ配膳して
もら得ることがOKなのだそうです。
勿論、配膳された分だけは必ず食べるよう義務付けて
いるそうです。
面接の時に聞かれたらどうするか?
当然のこととして、苦手なものを「食べなくても良い」こと
にはなりません。
また、「◯◯が苦手なのですが、ミートボールに混ぜてわからないよう
にしています」などというのは、正面から問題解決をせず
ごまかせるものはごまかしておけば良いと取られる可能性
があります。
こうした時は、
「◯◯が苦手なのですが、決して無理に全部食べさせるような
事はしていません。しかし、子どもへの挑戦ということで
必ず一口は食べさせるようにしています。」
というような答え方ができるようにしておいたら良いのでは
ないでしょうか?
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